外壁塗装の見積書を受け取った際、項目に「外壁塗装 工事一式 〇〇万円」とだけ書かれていたら、少し注意が必要です。一見シンプルで分かりやすく思えますが、実はこの「一式」という言葉の中に、工事の品質を左右する重要な詳細が隠れてしまっていることがあるからです。
塗装工事で失敗しないための最大のポイントは、金額の安さではなく、「何を、どのくらいの量で、何回塗るのか」が明記されているかどうかです。今回は、見積書で必ずチェックすべき「塗布量」と「回数」の正解について解説します。
1. 「3回塗り」は当たり前?回数の正解とは
外壁塗装の基本は、以下の「3回塗り」です。
これより少ない場合はもちろん、多すぎても塗膜が厚くなりすぎて剥がれやすくなることがあります。
- 下塗り(1回目): 外壁材と新しい塗料を密着させる接着剤の役割。
- 中塗り(2回目): 塗膜に厚みを持たせ、本来の色を出す工程。
- 上塗り(3回目): 仕上げの工程。耐久性やツヤ、防水性を確定させる。
2. 意外と知らない「塗布量(とふりょう)」の重要性
塗料には、メーカーが指定した「1平米あたりに使うべき量」という厳格なルールがあります。これが「塗布量」です。
| 塗布量の守り方 | 仕上がりへの影響 | 手抜き工事のリスク |
|---|---|---|
| 規定量を守る | カタログ通りの耐用年数(10〜15年)を100%発揮できる。 | 【正解】 本来の保護性能が維持され、長期間わが家を雨風から守り抜く。 |
| 薄めて塗る | 見た目は綺麗でも、塗膜が薄く、わずか数年でチョーキングや劣化が始まる。 | 【危険】 「安かろう悪かろう」の典型例。すぐに塗り直しが必要になり、トータルコストが倍増する。 |
| 余らせる | 厚く塗りすぎると密着不良や乾燥不足を招き、内部から腐食の原因になる。 | 【失敗】 塗膜がドロドロの状態で硬化不良を起こし、数ヶ月でベロリと剥がれやすくなる。 |
3. 「一式」表示に隠されたリスクを避けるには
見積書に「一式」が多いと、実際にどのような作業が行われるのかが不透明になります。以下の項目が具体的に書かれているかチェックしてください。
塗料の商品名とメーカー名
「シリコン塗料」だけでなく「日本ペイント:ファインシリコンフレッシュ」のように商品名があるか。
施工面積(㎡)
家全体の面積ではなく、実際に塗る壁の面積が正確に出されているか。
付帯部の内訳
雨樋、軒天、雨戸など、外壁以外のパーツが個別に計上されているか。
まとめ:根拠のある見積もりが「安心」を作る
外壁塗装は、一度塗ってしまえば手抜きをしたかどうかが見えにくい工事です。
だからこそ、契約前の「見積書」という約束事が、あなたの家を守る唯一の武器になります。
「一式」という言葉で濁さず、「この面積に対して、この塗料をこれだけの量使って、3回塗ります」とハッキリ説明してくれる業者を選びましょう。
もし今、手元にある見積書に「一式」という表現が多くて不安な場合は、その項目の詳細(面積や塗料名)を業者に質問してみてください。
まずは、見積書の「外壁塗装」の欄に、使われる予定の「塗料名」が書いてあるか確認してみましょう。 商品名さえ分かれば、その塗料の正しい「塗り回数」や「耐用年数」を調べることができ、適正な工事かどうかを判断する大きなヒントになりますよ。
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